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田川郡・糸田町「とり丸 糸田本店」_父の代から54年…筑豊唐揚げ文化の重要ポイント。

2024.02.17



唐揚げと鶏の精肉が豊富に揃う店として暖簾を掲げ37年目。ルーツを尋ねると、店主が手をグーにし、空で家系図を表しながら気さくに話してくれた。



「私の親父が1970年に《太郎丸》っち唐揚げ屋を真崎(川崎町)で始めて、兄が継いだんですよ。うちの店の《丸》もそこからです。兄の店はもう無いんですけど、名前は残さなと思って…方城に作った息子の店は《太郎丸チキン》にしました。暖簾分けとか色々流れがあって、今は同じレシピで作る系列店が7店舗ほどあります」。



パクパク何個でも食べられる唐揚げの味…物心ついた頃にはもう接していたこの味が、飯塚・田川でそれほど多く広がっているとすれば、筑豊唐揚げ文化の一端を担っていると言っても過言ではないだろう。


鶏に特化した精肉店でもある。様々な部位が揃うのがポイントだ。


ニンニクを使わず、冷めても美味しく味わえる唐揚げを先代から守り続ける。 週末は「骨なし」だけでも、1日1,000個ほど揚げているそうだ。



田川郡糸田町打越3086-1
0947-26-4182
8:30〜18:30
水曜日定休

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