2025.12.17
お詫びと訂正
by CHIKUSKI STAFF
去る2019年6月30日、嘉穂劇場で行われた音楽フェス「GOTTON JAM 2019」。
来場者は会場の定員700名を超え、メインステージをはじめ、日本酒・フード・キッズブース・野外ステージなど、どの空間も大盛況となりました。

奇跡的に、思っていたほど豪雨ではなかった
この日の降水確率は100%、ところにより「滝のような大雨」が降るという予報でした。
運営一同、こりゃ大雨やでぇと腹を括っていたのですが、当日は準備中むしろ晴れ間が差すなど、天候にも恵まれた1日となりました。

入口ゲートから劇場内までは、テントを設置して雨対策を行いました。(が、いざ雨が降るとテントとテントの間から雨が滴っており、意味なくない?という濡れっぷりでしたので来年また考えます!)

定刻13時に開場!1時間ほど前から並んでくれていたお客さんもいました。

「SlowP(スロープ)」と終始満員御礼のキッズブース
会場入ってすぐのサイドスペースにはキッズブースを設け、全国各地のイベントでも引っ張りだこのビー玉ころがし「SlowP」を設置。かつてないビッグスケールなビー玉ころがしに、キッズたちは虜になっていました。

キッズブースには、地元飯塚の「ひよこ保育園」「ゆうき保育園」の保育士さんが常駐し、こちらのスペースも大盛況!

お向かいには、この日司会も務めてくれた共同ポケットによる「青春昭和屋台」。博多で実際に使われていた屋台は雰囲気抜群で、嘉穂劇場との相性もバッチリ。共同ポケットは、田川にコミュニティFMをつくるべく動いておりまして、そちらの活動もぜひ要チェックです。

劇場内をクラブ化!
福岡を拠点に活動するMr.coNYroo、飯塚出身のLo-pで幕を開けたDJタイム。ミラーボールの照明やVJによる映像投影を行うなどの新たな試みを行いました。座ってくつろぐのはもちろんのこと、立って踊っても良い嘉穂劇場の升席。心地よく揺れたり、ハンズアップするお客さんの姿が印象的でした。




3組目として登場したDJありがとうは、梅沢富美男の『夢芝居』や井上陽水、椎名林檎など嘉穂劇場や筑豊ゆかりの選曲を交え、フロア(升席)を大いに沸かせていました。

掟ポルシェ、嘉穂劇場で躍動
続いて「ウォーンウォーン」と低い唸り声とともに登場した掟ポルシェ。「ようやく福岡の音楽フェスに呼んでもらえて嬉しい」ことや詳しくは書けませんが筑豊エリアに関する愛のあるイジりをMCで行ったあと、「今日は主にDJをやります!」と宣言。ホームセンターや電化製品店で見る、100枚売り的なCD-ROMの山からCDをとりだしアイドルソングをかけたと思うと、例のごとくDJブースから駆け出す掟さん。

桟敷席の背後から登場したり

2F席へ駆け上がったり

野外フェスでおなじみの、缶ビールをシェイクしてぶちまけるパフォーマンスを今にも行わんとする掟さん。ここは室内である上に、歴史ある嘉穂劇場内。この右手の動き次第では、GOTTON JAMが今年で終了してしまう可能性もありました。

ビールをぶち開けたのは、お客さんのカップの上。ビールは机の上だけでこぼれました。

その後もさまざまな観客と密接なコミュニケーションを行うパフォーマンスを行った掟さん。
終演後、物販コーナーでもファンとの交流を行う掟さん。その後のツイートでも、この日の手応えを感じてもらえていたようでした。

劇場とシンクロし共鳴したHABANA
メンバーが輪になり演奏するスタイルのHABANA。ステージが広い嘉穂劇場ではそのポテンシャルがいかんなく発揮され、ディジュリドゥ、シタール、ジャンベなどの民族楽器が生み出すグルーヴが劇場全体と共鳴しておりました。

GOTTON JAMでは2度目の登場となったHABANAですが、前回に続いて今年も会場のボルテージを見事にぶち上げてくれました。

変幻自在の溺れたエビ! 嘉穂劇場でみせた新境地
精巧なエビの仮面と極彩色の衣装を身に纏い、唯一無二のパフォーマンスを行う溺れたエビ!

今回はDJを中心にシンセサイザーや電子打楽器を用い、より世界観を深めて新たな特製楽器を投入するなどこれまでのフェスとも一味ちがうパフォーマンスを披露してくれました。会場からは「何をやっているわからないけどとにかくすごい」などの声が聞かれました。
ヲサ以外は毎回メンバーが異なる溺れたエビ!ですが、今回のパフォーマンスをつくりあげる上では田川の「いいかねPalette」のスタジオを活用していたとのこと。「いいかねPalette」は廃校を活用した、田川の超イケてる施設ですのでこちらも要チェック!

古着着物や日本酒ブースも大盛況!
ステージ転換の合間中、劇場内の通路ではアーティストとオフィシャル物販、「きものや 由布」による古着着物ブース、夕方から解禁された日本酒ブースも活況となっておりました。
さらっと羽織って、良い感じになる古着着物。雨予報だったのでなかなか浴衣での参加が難しかった今回ですが、多くの方が現場で着物を楽しんでくれておりました。

GOTTON JAMオリジナル企画、500円のおちょこ購入で筑豊の4酒造の日本酒試し飲みし放題!も例年に増しておちょこは30分足らずで完売。
ご参加いただいた瑞穂菊酒造、寒北斗酒造、梅ヶ谷酒造、大里酒造のみなさまありがとうございました!

一方そのころ屋外では…
2年ぶりに復活した屋外ブース。今年は、田川のオザシキオンガクフェスティバルによるプロデュースで屋外もこれぞフェス!的な盛り上がりをみせました。


Roots Reggae 、Lovers Rock、DUB、和レゲエ等で夜の街をロックし続けるChackie MittooとDancehall Reggaeを突っ走るFAT SMITHによるユニット「2トンボーイズ」

バイオリン・ギター・パーカッション3人によるジャパニーズアイリッシュ=ジャパリッシュバンド「ザ ガーデナーズ」

こ、これがフリースタイル!?
KAKATO(環ROY × 鎮座DOPENESS)の2人は、友達の家に遊びに来たような、近所の馴染みのお店にふらりやってきたような軽やかさで登場。

一時期フリーダウンロードのみで配信された幻の名盤『KARA OK』から、宇多田ヒカルの楽曲をサンプリングした「AH」を披露すると、会場の空気は一変。

環ROYが花道から升席に降り、その後ふたりともステージ〜花道〜升席を自在に行き来し、他の会場ではできない距離感でのライブを行い2F席まで満員の会場を沸かせました。



『わーい』『ヤマタツ』『夜空の星』などを披露した他、2人のお家芸であるフリースタイルも炸裂!
環ROYがロンTを暑くて脱いだこと、お客さんが持っていたボルヴィックなどから会話するように自在に即興でラップを繰り出し、これがほんとに即興!?と開いた口が塞がらぬクオリティに圧倒されました。

伝統の舞台で、勢いに乗る8人による圧巻のライブ
今年のヘッドライナーは、平成生まれのヒップホップチーム SNBことSANABAGUN.

全国各地でのツアーも成功させ、今年のFUJI ROCK FESTIVAL (WHITE STAGE)への出演も決まり、まさに今!脂が乗りに乗っているSANABAGUN. ストリート時代から積み上げてきた圧巻のスキル&パフォーマンスは、観客との距離の近さと舞台の広い嘉穂劇場で大いに躍動していました。

後半からは、観客も総立ちで身体を揺らし、「FLASH」や「人間」などのキラーチューンでボルテージも最高潮に。アンコールでは新曲も披露してくれました。

ベストなアクトだけでなく、メンバー一同が筑穂エリアの文化や土地柄に興味を抱いてくれており、打ち上げの席も楽しんでくれていたSANABAGUN.
なかには「『青春の門※』がバイブルっす!」というメンバーもおり、ゴットン節からネーミングをとっているGOTTON JAMとの縁を一層感じました。
※筑豊を舞台にした五木寛之氏の小説

ご来場いただいた皆様、ご出演いただいたアーティスト、舞台を支えた関係者、歴史を紡ぐ嘉穂劇場のみなさま、ご参加いただいたボランティアのみなさま、本当にありがとうございました!運営チームは来年さらに良いフェスをつくりあげるべく奔走します!2020年のGOTTON JAMもお楽しみに!
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