2026.04.24
もうすぐ創業100年。飯塚に来たら、立ち寄りたい「帽子のほりかわ」
by CHIKUSKI WEB 編集部

「赤ちゃんの虫歯予防について」
●赤ちゃんの歯はお母さんのおなかの中で作られています
《妊娠初期》乳歯の元となる歯の芽は妊娠7週目からでき始めます。まだたんぱく質の塊の状態です。《妊娠中期》乳歯は4カ月の後半からカルシウムやリンがとり込まれて、段々硬くなっていきます。さらにその下には永久歯の歯の芽が4~5カ月頃からでき始めています。《妊娠後期》乳歯の歯の頭(歯冠)ができてきます。お誕生の頃、永久歯がさらに硬くなっていきます。生まれたときにはもう歯は生える準備をしています。つまり赤ちゃんの歯を作るのに必要な栄養はお母さんの食事から得られます。妊娠中に赤ちゃんの歯を丈夫にする食べ物を少し例を挙げてご紹介します。
■歯の石灰化(硬くする)を助ける
カルシウム…ひじき、チーズ、シラスなど
リン…コメ、牛肉、豚肉、卵など
■歯の基礎を作る たんぱく質…あじ、卵、牛乳、豆腐など
■歯の表面のエナメル質を作る
ビタミンA…豚肉、レバー、ホウレン草、ニンジンなど
■カルシウムの代謝や石灰化に影響
ビタミンD…バター、卵黄、牛乳など
■歯の象牙質を作る
ビタミンC…ホウレン草、みかん、サツマイモなど
ただし、一番大切なことはバランスよく食べることです。偏食をせずにバランスよく食べれば、神経質にならなくても丈夫な歯は作られます。
●生まれてくる赤ちゃんのためにできること
お母さんを含めたご家族全員がお口の健康に注意を払い、歯科で適切な治療と口腔ケアを行うことで、お口の中の虫歯菌などを減らしてきれいに保つことが赤ちゃんの健康な歯とお口を作ります。虫歯菌はお母さんから伝播することが多いのでお母さんの口腔衛生状態も重要です。妊娠中でも安定期に入れば歯科治療は行えますが、特に妊娠予定があればできるだけ早めに歯科検診をしておきましょう。
●一歳半までに…
母乳やミルクの栄養的な必要性は生後6か月頃から薄れてきて、段々離乳食から栄養をとるようになります。したがって、一歳を過ぎてからの母乳やミルクは、母子のスキンシップや寝る前の単なる習慣になっている場合もあります。しかし、母乳を無理にやめる必要はありません。母乳は母子の大切なスキンシップなので、一歳半くらいまでは欲しがるだけあげればいいと思います。ただし、虫歯には気を付けなければいけません。この母乳やミルクだけが虫歯の原因ではありませんが、離乳食が始まり、他の食べ物や飲み物によって食生活が乱れ、特に砂糖を含むお菓子やジュースを与え、歯磨きでよく歯垢を落とさずに、その状態で夜寝る前やお昼寝前に母乳やミルクを与えると、虫歯ができやすくなるのです。また、哺乳ビンにイオン飲料やジュース、乳酸菌飲料などを入れて日常的に飲ませているとコップで飲むよりも大変重度の虫歯になってしまうことがあります。それは、哺乳ビンでは上の前歯に飲み物が停滞しやすくなることと、一日に何度も口にするダラダラ飲みになってしまいがちなためです。 以上のことから、
◎できれば一歳半ぐらいまでに卒乳して虫歯のリスクを減らしましょう。
◎一歳を過ぎたら徐々に哺乳ビンをやめて、コップの練習をしましょう
◎一歳半検診の前に前歯が生えたら歯医者さんでチェックしてもらいましょう。
前歯は6カ月くらいから生え始めます。0歳で歯医者さんデビューはまだ早いかな?と思われる方もいるかもしれませんが、早い時期から定期的に歯科医院に通うことは、ママやパパが虫歯予防の正しい知識を学んだり、歯磨きの方法などを身につけることにもつながりますので、小児歯科の受診をお勧めします。

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