2026.03.04
チクスキ編集部、しゃべり始めました。──ラジオ番組「チクセキ」配信中!
by ババケンタ
頴田病院
リハビリセンター長
檜田 剛 先生

「いつでも・どこでも、地域に密着した“家庭医”へ」
頴田病院が目指す“地域医療”
「私たち頴田病院の特徴としては、各病院だけではなく、地域全体を通して医療に取り組んでいるところです。最近では、『地域包括ケア』と言われていますが、地域全体をひとまとまりの医療区域としてとらえ、急性期病院などで治療が一段落ついたという方に、今度は当院のようなリハビリを専門的に行う医療施設において、健康を維持するためのケアを致します。そういった一連の流れを、地域全体で取り組んで行きましょうというのが、地域包括ケアです。現在、当院ではそれを積極的に推奨しています」
“家庭医”という考え方
「もうひとつの特徴といえば、当院は『家庭医』の教育施設として登録されていることです。家庭医というのは新しい概念だと思うのですが、これは赤ちゃんからお年寄りまで、年齢・性別・病気や疾患などに関わらず、全てを包括的に広く診察できるようなトレーニングを受けた医師のことです。例えば、一人の医師だけで、その地域の赤ちゃんからお年寄りまでを診ることができる。そんな家庭医が多数在籍していることが、私たちの強みとなっています」
状態に合わせた“リハビリ”
「リハビリテーションというのは、患者さんがお家に帰ること、元の生活に戻ること、住み慣れた地域に戻ることなどを考えれば、治療においてとても大きな役割を担っていると思います。大きな急性期病院などで専門的な治療を継続的に行い、その後病気やケガが完治してすぐに帰宅できるというのは、若い世代の方なら十分可能だと思います。しかし、ご高齢の方においては、治療に伴う体力の衰えや、身体機能の衰えがあります。治療後、そのままご自宅に帰るのは少し困難があるのが現状です。そんな時、ご本人やご家族が望む場所へ戻れるように、その状態に合ったリハビリを積極的に行いたいと考えています。単にリハビリと言っても、患者さんの状態は様々です。当院では、①病棟で入院して行うリハビリ ②退院後、外来に通いながら行うリハビリ ③退院後、自宅へスタッフが訪問して行うリハビリ という患者さんの状態に応じた3種類のリハビリが可能です。『いつでも・どこでもリハビリができる』というのが、最大の特徴と言ってもいいでしょう」
運転能力を判断する最新機器 “ドライビングシミュレーター”
「最も重要なリハビリのひとつとしては、車の運転ができるようになるリハビリです。脳梗塞などの重い病気にかかり、手足の障害が残ってしまった方でも、もとの生活に戻るにあたって、自動車の運転が必要という方はたくさんいます。しかし、私たち医師にとっても、その患者さんが運転できるのか、あるいは正しい判断ができるかどうかというのを“決断”するのはとても難しいことです。そこで、ドライビングシミュレーターが患者さんの運転能力を判断する過程で、大変重要な役割をはたしています。手足の機能ではなく、物事を瞬時に判断する処理速度や集中力、その切り替えなど。例えば運転中、信号を見ながら、歩行者を見る。また、前の車両との間隔を見ながら、バックミラーを見るなど、そのような集中の切り替えや、適正な判断ができなくなることを『高次脳機能障害』と呼んでいます。私たちはそういった障害にも積極的に介入し、私たち自身が高次脳機能障害と向き合いながらリハビリ知識を増やし、患者さんが一日でも早くもとの生活に戻れるよう、日々努力しています」
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