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DOCTORS INTERVIEW VOL.10

2015.09.08

児嶋病院

院長 
兒嶋 良太 先生

 

「家族・地域から信頼のある、“人の痛み”がわかる医師に」

 

 

現在、力を入れていること

「今、児嶋病院として最も心がけているのは、“3本柱”と呼んでる3つの項目です。まずは、訪問診察・訪問リハビリ・訪問看護の『訪問事業』。2つ目は、当院での『リハビリテーション』。3つ目が、可能な限りの『救急患者の受け入れ』です。これらに力を入れるようになったきっかけは、私が地元である飯塚に帰ってきてから、訪問医療も救急患者も受け入れはありましたが、件数としては少なかったんです。なので、もっと児嶋病院の“強み”である訪問医療やリハビリを頑張って、地域に貢献していきたいという気持ちがあったからです。救急患者に関しては、ケガや症状の程度に関わらず、やはり大きな病院に行きがちになり、そこが手一杯になると、本当に救急を必要としている患者さんを診ることが出来なくなるんです。その辺りを地域の病院が少しでも多く受け入れることで、その状況が緩和されるのではないかと考えています」

 

これからの医療体制

「来年末か再来年にかけて、当院は移転を予定しています。今現在の病棟は、築46年ほどになるんですが、どうしても病室などの作りが古く、患者さんのパーソナルスペースもとりづらい状況です。その辺りを強化して、充実したスペースでもって元気になって帰ってもらうというのが、新しく変わる一番のポイントでしょうか。業務上でもスタッフがスムーズに働けるような動線・環境になると思うので、より患者さん目線での医療体制が可能になると思います。また、今後はMRIなども導入できれば、脳梗塞や脳疾患などにもより詳しい検査ができ、慢性硬膜下血腫といった手術なども可能になると思います。その他、リハビリテーションで言うと、心臓血管外科専門の医師が在駐してますので、『心臓血管リハビリ』ということも導入していきたいと考えています」

 

医師にとって必要なこと

「もちろんまずは医療に関する知識はしっかりと勉強してないといけませんが、コミュニケーション能力もとても大切なことだと実感しています。しっかりと患者さんの目を見て、どんな風に痛むのかとか、どういう症状が出ているのか、など。そうゆう意味では、“人の痛みがわかる”医師が必要ですね。あとは、どんな患者さんにでも、ちゃんと笑顔で接すること。自分も時々疲れてしまってそれを忘れそうになるんですが(笑) 子供でも大人でも、おじいちゃんおばあちゃんでも、怖がらずに頼ってもらえるような医師が理想だと思います。現在は“家庭医”という言葉も広く知られるようになりました。日頃から家族の健康状態を把握している『かかりつけ医』のことです。普段から接しているからこそ、いざ病気になった場合でも幅広い知識から的確な判断ができます。また、家族・地域と医師との間に大きな信頼があるというのも、医療にはとても重要なことですね」

 

“健康体”を維持するために

「やはり日頃からの運動が大事になるでしょう。涼しくなると運動がしやすい環境になるので、軽いウォーキングから始めて、ある程度慣れてくるとジョギングをしたりなど。その運動習慣が健康体を作っていきます。とはいえ、まだ自分も医師ながら定期的な運動ができていないので、妻を誘って走りたいなとは考えているところです(笑) 喫煙も健康にはかなり影響があるので、本数を徐々に減らすなど、少しずつでも控えていくことをお勧めします。もちろん禁煙することがなによりです。自分の身体状況をしっかり把握し、常に健康を意識することが大切ですね」

 

 

この記事を書いた人

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