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目印は、ずっと昔からあり続ける楠木。自然体で心和らぐ空間とランチが魅力の「楠カフェ」。

2024.09.14

〝古民家カフェ〟というジャンルが近年当たり前のように浸透してきたが、「楠カフェ」がオープンしたのは20年前。隠れ家的な場所にあることから、当初は知る人ぞ知るお店だったそう。



開店から4年程は現オーナーである高崎さんの双子の兄が営み、高崎さんは他業種から転身して料理を学んだ後、店を引き継いだ。「元々ここは古くから代々住んでいる家だったんです。柱を塗り直したり畳を板張りに変えたりと改装はしたんですけど、ほとんどそのままの形を残してますね」どこか懐かしく心落ち着く空間。広い窓から望める綺麗に手入れされた庭には、梅、サツキ、紫陽花など、四季の移ろいに合わせて色々な花が咲き、秋は紅葉を愉しむことができる。



 軽食やデザートも豊富に揃う中、多くのお客さんの目当ては季節ごとにメニューが変わる限定ランチ。


季節の限定ランチは、デザートとドリンクもついて1,800円。旬の食材を使用した天ぷらに、丁寧に出汁がとられた汁物や小鉢など、品数が豊富でどれから食べるか迷ってしまう。

周辺の畑で採れた野菜や、目の前に広がる田んぼで収穫されたお米など地元食材が中心。それだけでなく、高崎さんが自身で育てたものも多いという。「裏の畑で作った野菜とか、庭に生った柚子も使います。自分で育てたほうが安心だし、足りなくなったら営業中でも畑に走ればいいので何かと便利なんです(笑)」どれも自然豊かなこの土地だからこそ叶う料理。塩や砂糖はなるべく控えめに、出汁をきかせた優しい味が染みわたる。

日々の喧騒から離れ緑に囲まれて、旬を味わいまったり過ごす。シンプルだけど、なんて贅沢な一日だろう。


手作りの抹茶シフォン(530円)はふわっふわで、優しい甘さが広がる。アールグレイティー(550円)のほか、ハーブティーや5種から選べる緑茶など、ドリンクの種類が豊富なのも嬉しい。


床の間部分には着物が飾られるなど、店内の隅々まで心を奪われる。


〜Information〜

【楠カフェ】


八木山の麓にひっそりと佇む、大きな楠木が目印の和カフェ。大正レトロを感じる店内には6卓のテーブルがあり、ゆったりとした時間が流れる。庭の情景も愉しめる縁側の3卓は予約推奨。秋の週末は1週間以上前から電話しておこう。

飯塚市大日寺1099
0948-22-1315(予約は前日まで)
11:00〜17:00(o.s16:00)
月曜日・金曜日定休 (金曜が祝日の場合は木曜休み)
Instagram@kusucafe

この記事を書いた人

mina

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