PICK UP最新記事

川崎町「7寿銀天街」愛され、生き残り続ける店のシンプルで力強い理由。

2023.10.12

本町のミニストップの駐車場から続く「あの路地」が気になっている人も多いのではなかろうか。一歩踏み入んだ先には、静かながらも根強く愛され続ける5つの店の生き様があった。



「ここにある薬は全部私がこの体で試したものです。自分の体が良いと言わないものは売らない」店内に所狭しと陳列された大量の薬を前に「ハタナカ薬局」の店主さんから飛び出した一言に度肝を抜かれた。他の薬局では見ないものも多く、それを求めて通う常連さんも多い。 



「学校や病院に卸したりもしてるからね、朝は1時起き、4〜5時には買いに来てもいいよ」そんな超ストイックスケジュールを表情豊かに語る「村上青果店」のお父さんとお母さん…

もうお分かりだろうか。この商店街の各店から溢れる、静かながらも力強いエネルギーを。

鮮やかなお茶色の外観が目印の「西村園茶舗」もそうだ。



忙しい暮らしの中の贅沢として、素早く煎れて愉しめる独自のお茶を、先々代の頃から炭鉱で働く人々の家へ一本一本手売りしてきた。時代が変わっても愛されるお茶の形を探求、先日オープンしたゆめタウン飯塚店では抹茶たい焼きが人気だ。



冷凍ものは絶対なし。「北代精肉店」は毎週田主丸まで仕入れに行っている。「良いものがないと買わずに帰ってくることもあります」先代から引き継いで22年。厳選した肉は注文が入るまでブロックの状態で保管。お客さんの手に届く時に一番美味しい状態に持っていくための揺るがないこだわりだ。 



一番新しい看板を掲げる「荒木鮮魚店」。60年の歴史を持つ「藤川鮮魚店」を一昨年に継いだ。「私は藤川さんの家族とかではなくて。元々スーパーの鮮魚店で働いていて市場にはその頃からよく行ってたんですけど、藤川さんとはいつもそこで顔を合わせていたんです。最近見ないなと思っていたら店を閉めると聞いたので、継がせてくださいとお願いしました」川崎の学校給食や介護施設、病院などへの卸し販売もあり、地域からの信頼は先代から変わらず引き継がれていた。


 

今日も静かな時が流れる「7寿銀天街」。薬・青果・茶・肉・魚、並ぶものは違えど「とにかく良いものを」そのこだわりを持ち続けるという、シンプルだが根気強いエネルギーがこの通りにはある。

 

【7寿銀天街】
田川郡川崎町川崎1089
ショップページはこちら↓
村上青果店
ハタナカ薬品
八女茶の西村園
北代精肉店
荒木鮮魚店

この記事を書いた人

スーパー・ハッピー・フラワー

RANKING最新記事