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飯塚の知る人ぞ知る名品「羊羹工房 渕上」の羊羹。素材を活かしきる秘訣とは?

2024.09.20

あんこ一筋40年あまり。有名菓子店のあんこ部門を担当していた店主・渕上賢治さん。定年後羊羹の研究に没頭し、『羊羹工房』を始めた。「今はロボットとかもたくさんあるでしょう、便利かもしれないけど最高のものはできませんね」と語る賢治さん。渕上の羊羹は、手作りだからこそできる繊細な作業と賢治さんの熟練の技から生み出されている。



丁寧に練った羊羹のもとを、一本一本漏斗で木型に流し込む。ひとつの工程をとっても手間暇を惜しまない賢治さんの職人魂を垣間見た気がした。


結婚60年目を迎える渕上さんご夫婦。「ものすごく凝り性なのよこの人〜!それが好きなこととあってたみたい」と妻のカズヨさんは笑顔で教えてくれた。


「豆もそれぞれ違うから、指の感覚や目で一番いい状態を見極めるんです」工程の一つ、小豆を砂糖水に漬け込む『蜜入れ』はなんと6時間。その後練りや冷やし…と丁寧な手仕事を繰り返すため、大量生産はできない。良い豆・良い水と匠の技で出来上がる羊羹には美味しさと人生がみちっと詰まっていた。



定番の小倉粒入り羊羹(一本450g/1,600円)。上質な特産大納言の一粒一粒の存在をしっかりと感じられる逸品。


研究に3年を要した新作、『いちじくようかん(一本450g/1,800円)』。ふわっ、みちっとした食感の中にぷちぷちとした自家製いちじくの果実を感じられ、上品な甘さが光る。※現在喫茶は休業中


蔵を改装したお店『まつの蔵』にて各種羊羹を購入することができる。小豆・白小豆・抹茶・ごま・いちじく等の他に季節に合わせて期間限定の羊羹も登場。


〜Information〜

【羊羹工房 渕上】


飯塚市大日寺1114
 0948-23-2415
 10:30くらいから日没あたり迄 (来店時はチャイムを鳴らして下さい)
  不定休 

趣のある蔵の入口。羊羹購入の際はドア横のチャイムを鳴らそう。


     

この記事を書いた人

カワノアヤカ

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