直方市・頓野「結い村」_ひと・想い・未来を結ぶ、あたたかいコミュニティ。
2024.05.12
前を通ったら誰もが気になるであろう、大きなドーム型の建物(日本最大級の木造式フラードーム!)。木の温もりを感じる2つのドームには、毎日の暮らしを彩ってくれる3つのお店が入っている。

2001年に八幡西区で「えこわいず村」からはじまり、直方市頓野に移転して「結い村」が生まれてからは7年。3つのお店に学びの場所、レンタルスペースなどが一体となった、地域の人々が繋がる複合コミュニティ施設。

大ドーム1階の「えこわいず」は、自然に寄り添った食品や生活雑貨などがずらり。「手間暇をかけてこだわっている生産者の方は沢山いるけど、なかなか広がるきっかけが少ないんですよね。私たちが伝えて、愉しむ人に繋げていきたくて」と話す村長の門寺さん。自然栽培で作られる希少なオリーブオイルや、季節の農作物を活かしたどぶろくなどのお酒まで、作り手側の想いが込められた商品で溢れている。

卸事業も行っている川崎町のラピュタファームの手作り調味料や、桂川町の古野農場で育てられた熟成じゃがいもなど地元商品のほか、全国各地から選りすぐった自然食品などがおよそ2,000品並ぶ。
食と暮らしを愉しむ店 えこわいず
「地球にやさしく(ECO)、かしこく(WISE)生きよう」をテーマに、自然栽培のお米・野菜や無添加の調味料などの食料品のほか、日々の暮らしが豊かになる雑貨や化粧品まで幅広く取り扱い。
0949-22-2444
0949-29-5222(卸部門)
10:00〜18:30
毎月売り出し日の翌月曜定休
インスタグラム@
ecowise.nogata
2階にあるのは、豆の鮮度にこだわった自家焙煎コーヒー店「よつば珈琲」。香り高いコーヒーと一緒に、北九州や福津から取り寄せた日替わりのケーキも味わうことができる。「ケーキや焼き菓子のお店のことを知ってもらって、今度はそこに足を運んでもらう。そんな繋がりを作りたい」と店主の岡村さん。2月から、いつもと違う過ごし方ができる〝ナイトカフェ〟を月に一度開催するなど、新しい試みも始まった。

コーヒー等の飲み物は1杯480円〜、本日のケーキ480円〜。(飲み物とケーキのセットで50円引き)

大ドーム2階には絵本も並ぶフリースペースがあり、大人も子どももゆっくりできる。
自家焙煎 よつば珈琲
自家焙煎して3日以内のフレッシュなコーヒーを提供。シングルが常時7〜8種類とオリジナルブレンドもあり、その人の好みに合った1杯を提案してくれる。
080-5248-6196
10:00〜18:00
月曜・第3火曜定休
インスタグラム@
yotsubacoffeeroaster
お隣の小ドームにあるのは、大内田さん夫婦2人で営むパン屋「こむぎ日和」。妻・早容さんは元保育士。「アレルギーがある子どもでも、みんなと同じテーブルで同じパンを食べられるようにしたいと思ったんです」全てのパンが卵・乳製品不使用で、米粉を使ったグルテンフリーのものも製作。酵母から丁寧に手作りされるため、美味しいだけでなくからだにも嬉しい。地域の保育園にもパンを卸すなど、笑顔の輪を広げている。

結い村のシンボルである建物の形をモチーフにした「ドームパン(432円)」。
手作り天然酵母パン こむぎ日和
天然酵母で作られる約30種類並ぶパンは、どれも卵・乳製品不使用。国産小麦や種子島産きび砂糖など素材にもこだわり、季節食材を使ったパンも豊富。
0949-22-3416
10:00〜18:00 (売り切れ次第閉店)
月曜・火曜・第4水曜定休
インスタグラム@
komugi.biyori
賑わうのは3店だけではない。向かいの「序庵舘」では料理教室やヨガ教室、ワークショップなどを開催。「あおの縁舎」では多数の出店者が参加する、NPO法人主催の「あおのマルシェ」が毎週末開かれ、売上の一部を子どものための事業に活用するなど、未来につなげるマルシェになっている。地域の人々が集まり、縁が結ばれる場となっている結い村。年齢を問わず、誰もが自由に楽しく過ごせるコミュニティは、これからも進化し続けてゆく。

ドーム斜め向かいのあおの縁舎で毎週末開催される「あおのマルシェ」。
結い村
直方市頓野380-1
0949-22-4777
インスタグラム@
yuimura.nogata