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「ここでしか見られないもの」の、自由な強み|田川市美術館

2026.10.22

この記事はチクスキ279・280号「エリア特集 田川市 伊田」(2025年2月・3月発行)に掲載したものです。店舗情報・営業時間・価格などは取材時点の内容です。

1991年に筑豊初の美術館として開館した田川市美術館。有名な展示が全国を巡回し、「どこにいても見られる企画展」がメジャーになるなか、ここでは地元に根ざした「ここでしか見られない企画展」が開催されていて、それがどれも立て続けに面白いのです。

26年間の青森県立美術館を経て、田川へUターン

「みんな一度は都市圏に行きたがると思うんですけど、全然違う文化圏で5年、10年住むと、本当に価値観変わりますよ」。そう語る工藤健志さんは、26年間青森県立美術館に勤め、昨年4月、若い頃に学芸員として働いていた田川市美術館の新館長として戻ってきました。


 


「この場所ならではの自由があって。小粒だけどびびっとくる、実験的で挑戦的な企画をやれると思ってるんです」。俯瞰的な視点があるからこそ見いだせる田川ならではの展示が、年代を問わず繰り広げられていくのが楽しみです。「10〜20代の頃の感覚は歳を重ねるとどうしても失われますからね」と、これからの世代が活躍できる場としても機能させたいと語る工藤さん。



取材時は、2年に一度のアートビエンナーレ「英展」の開催真っ只中。大賞に選ばれた森元嶺さんの『家族』をはじめ、入賞・入選作品69点が展示され、来館者のアンケートによって選ばれる「来館者賞」にも参加できます。




約2500点収蔵される地元ゆかりの作品を入れ替え展示する常設展示室もあります。


 

<施設データ>

名称/田川市美術館
住所/田川市新町11-56
電話/0947-42-6161
開館/9:30〜17:30
休館/月曜日
Instagram/@tagawa_museum

この記事を書いた人

CHIKUSKI WEB 編集部

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