エリア特集Small Town Guidebook
ぶどう園に、りんご園に、農園レストラン。
畑とテーブルが、近いまち。
銀天街の灯りと、焼き鳥の煙も。
田川郡川崎町を、歩く。
筑豊エリアガイド ── 田川郡川崎町
チクスキ 263号(2023年9月)エリア特集田川郡川崎町
人情に厚く、おいしいものに目がない。
「筑豊の人らしさを凝縮したような町」。
かつて炭坑で栄えた川崎町。これまでも様々な特集で巡るなかで、どことなく「筑豊の人らしさを凝縮したような町」だと感じていました。人情に厚く、おいしいものに目がない。どんなお店でも、どこかに、人の温かさを感じる。その集積が、ほかのまちにはない個性を生み出している。
気を抜けばどこも似たような顔になってしまうロードサイドとは一線を画す町なのでは? との予感のもと、編集部スタッフが一歩外からの視点で、好奇心を胸いっぱいに川崎町を探求しました。とうてい網羅はしきれていないものの、目的地になるようなお店、人々。誰もが口を揃えて名を挙げるあの喫茶店が載っていませんが、「人が来すぎて常連さんに迷惑がかかっては」と泣く泣く見送りになったこともはじめに伝えておきます。それでは、川崎町ローカルタウンガイド、はじまります!
【TOWN INFORMATION】東西4.9キロメートル、南北に長い地形で田園風景広がる自然豊かな町。きれいな水に盆地特有の寒暖差もあり、美味しい野菜やお米が収穫されます。約1万5千人の人口に対して、多くの飲食店や個人商店が存在しています。名所は、国指定名勝でもある雪舟ゆかりの藤江氏魚楽園、光蓮寺の輪蔵附経蔵と菩提樹、戸山原古墳群、安宅の彼岸花、中元寺川(鮎返り地区)の甌穴群とネコヤナギ。炭坑で栄えた町ならではの産業遺跡も残っています。
チクスキ263号「エリア特集 川崎町」扉ページより(誌面掲載22軒のうち16記事をWEBで公開しています)