2026.06.11
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by CHIKUSKI WEB 編集部
「新型コロナワクチン接種が始まりました」
■はじめに
待ちに待った新型コロナワクチンの予防接種が、集団接種として嘉麻市が5月8日、桂川町が5月9日、飯塚市が5月15日からスタートしています。飯塚医師会も二市一町とスクラムを組んで65歳以上の高齢者への予防接種に取り組んでいます。 予防接種の予約申し込みには国から配分されるワクチンの数量が少ないこともあって、電話やインターネットの申し込みが殺到してしまい問題が指摘されていますが、今後、かかりつけ医での個別接種が開始された際も同様な問題が起きないように切に祈っております。厚生労働大臣やワクチン担当大臣の十分な量のワクチンを確保しているという言葉を信じて、冷静な行動をお願いいたします。ご希望の時期には、少し遅れるかもしれませんが、必ず接種できるはずです。
■ワクチンの効果はあるの?
マスコミの報道で、いろいろな副反応が大きく取り上げられたため、ワクチン接種をためらっておられる方もおられると思います。そこで、今回は大まかなワクチン接種についての解説をしてみようと思います。 現在、集団接種会場で用いられているワクチンは、ファイザー社製でコミナティという商品名で呼ばれています。このワクチンの材料は、ウイルスの一部の構造の遺伝情報を伝えるメッセンジャーRNAで、これがヒト細胞に取り込まれるとウイルスタンパク質の一部のコピーがたくさん作られ、それを異物と認識した免疫細胞が中和抗体を産生することでウイルスへ対抗する力、免疫力を獲得するというわけです。このワクチンは3週間の間隔で2回の接種が必要です。2回目を射った後の新型コロナウイルス感染症の発症予防効果は約95%と報告されており、インフルエンザワクチンの効果の約60%と比較すると非常に高いことが解ります。
■副反応について
効果があるのは、解っているが副反応があるから射ちたくないあるいは迷っているという方は多いのではないでしょうか。現在報告されているアナフィラキシーショックの発生頻度は0.0037%程度と非常に稀で、接種会場には治療用の薬剤も準備されており、医師も複数出務されており必要な対策をとっています。それより、頻度が高いのは接種部位の疼痛ではないでしょうか。ほぼ必発で私も、当日より翌日に痛みが強く感じられました。しかし、3日もするとスッと痛みが引いていきます。あと、二人に一人以上が感じられるのが、疲労感と頭痛。筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、接種部位の腫れと続きます。少ないですが、吐き気を覚える方もいるようです。発熱や疼痛に対しては、解熱鎮痛剤の内服で対策可能です。かかりつけの先生にご相談ください。死亡例などの重篤な報告はさらに少なく、新型コロナ感染症に罹患する確率の方がはるかに高いのではないでしょうか。
■まとめ
写真は接種会場である稲築公民館の様子です。三密を避けできるだけ快適に接種が行われるように工夫されています。 今後も飯塚医師会は、住民のみなさんの安心、安全な予防接種が可能な限り速やかに行われますように、粛々と協力していく所存です。
●接種会場の稲築公民館
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